【アテローム血栓性脳梗塞|脳虚血性脳卒中の種類】

脳梗塞の中では死亡率第2位

脳梗塞には大きく3種類あります。

 

ここではアテローム血栓性脳梗塞についてまとめました。

 

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アテローム血栓性脳梗塞とは?

脳内の太い血管が動脈硬化を起こし、できた血栓が血管を詰まらせて、その先の組織が壊死することで起きるものです。

 

動脈硬化のページで詳しく解説していますが、動脈硬化で血管内皮の下に蓄積される粥状の物質がアテロームです。

 

これは成分的にはコレステロールや脂肪ですが、血管内皮の下にどんどんたまって血管内部に張り出していきます。

 

そしてある日、これが破裂するとそこで血が凝固し、血栓すなわち血の塊ができます。

 

血栓はやがて血流に押し流されていき、血管が細くなったところで詰まります。

 

そこから先の脳組織には血が通わなくなり、酸欠で壊死します。

 

この現象が頸動脈から脳内の太い血管にかけて起きるのがアテローム血栓性脳梗塞です。

 

心臓でできた血栓が脳まで流れて起こす脳梗塞は、心原生脳梗塞と呼ばれて区別されています。

 

また、脳内の極めて細い動脈が詰まるラクナ脳梗塞に比べて症状が重いのが特色です。

 

脳梗塞の3割強を占め、ラクナ脳梗塞に次いで多いです。

 

アテローム血栓性脳梗塞の症状

他の脳梗塞にも言えますが、アテローム血栓性脳梗塞独自の症状というものはなく、壊死した組織の部位によって症状が変わります。

 

主な症状は下記のようなものです。

 

  • 言葉がうまく話せない
  • 普通の会話が理解できない
  • 見慣れたものが何か理解できない
  • 体や顔の片側が麻痺する
  • 片目が全く見えなくなる
  • めまいや吐き気

 

睡眠時をはじめ、安静時に起きやすく、目が覚めると上記のような症状が発生していることも多いです。

 

死亡率は6%ほどで、脳梗塞の中では心原性脳梗塞に次ぐ高さです。

 

検査と予防

頭部MRIで脳血管の様子を描画し、動脈の狭窄程度やアテロームの潰瘍の有無を把握することで発症が予測できます。

 

上記の説明のように動脈硬化に起因するものであり、したがって生活習慣との関連が深いです。

 

  • 脂っこい食事を偏食しない
  • 塩分を控える
  • 禁煙・節酒
  • 適度な運動

 

以上のような生活習慣の改善が予防につながります。

 

とても地道な努力なので、何か明確な危機感を感じる機会がないと継続できません。

 

ぜひ、脳ドックを受けてきっかけをつかんでいただきたいと思います。

 

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